自宅の防犯カメラはどこに設置するのがおすすめ?ポイントを解説
- 2023.03.01
- コラム
自宅でできる防犯対策のひとつが、防犯カメラの設置です。
せっかくの防犯カメラです、どこに設置するとより効果を発揮してくれるのか知りたくありませんか。設置したい場所とポイントを解説するので、ぜひチェックしてください。
なぜ防犯カメラを設置するのか
なぜ防犯カメラを設置したいと考えるのでしょうか。防犯カメラを設置する目的を3つ紹介します。
車上荒らしを防ぐ
防犯カメラを設置する目的のひとつに大切な愛車を車上荒らしの被害から守るということがあります。近年、自宅の駐車場に停められていても人気のある車種は、車上荒らしや盗難の被害に遭うことがあります。犯罪被害を防ぐ効果を期待して防犯カメラを設置します。
空き巣被害を防ぐ
地域によっては、空き巣や泥棒被害が多発するところがあります。防犯カメラが設置されていることで防犯意識が高い家庭という印象を与えることができ、空き巣などの被害を抑止する効果があります。
ペットの見守り
最近は防犯対策だけでなく、ご家庭のペットを見守るという目的で防犯カメラを設置する方もいます。外出先からスマートフォンを使用してカメラの画像を確認できる機能もあるので、防犯カメラを設置することで安心して外出することができます。
自宅のどこに設置するとよい?
防犯カメラの設置によって十分な効果を得るためには、何を目的としているかということが大切です。目的に応じて適した場所に適した方法で設置することを心がけてください。
自宅で防犯カメラを設置すると良い場所は以下の4つです。
玄関
玄関は防犯カメラを設置したい代表的な場所です。空き巣被害の主な侵入経路になりやすくピッキング被害対策のほかに訪問販売による押し売りや落書きなどのいたずら対策にもなります。
設置されていることが分かりやすいので、簡単に動かされたり、壊されない位置に取り付けることが大切になります。
ベランダ、勝手口
ベランダや勝手口も防犯カメラを設置したい場所になります。玄関と同じように侵入経路になりやすいうえに周囲からの死角になりやすい場所でもあります。
犯人の顔がはっきりと写るように設置する必要がありますが、近隣のプライバシーを侵害しないように画角に配慮する必要があります。
窓から侵入されることもあるので、ベランダや勝手口と合わせて侵入されそうな窓にも防犯カメラを設置するといいでしょう。
駐車場、物置
車上荒らしやいたずらに備えて、駐車場や物置近くにも防犯カメラを設置したいところです。特に夜間に被害に遭うことが多いので、センサー式のライトと組み合わせて設置するとより効果を得られるでしょう。
植木、ゴミ置き場
植木やゴミ置き場も防犯カメラの設置を検討される方がいる場所になります。こうした場所でのいたずらに悩まされている方は、設置を検討するといいでしょう。
室内
ペットやご家族の様子を見守る目的であれば、室内に設置することになります。できるだけ室内全体の様子が分かる位置に設置してください。万が一犯罪被害に遭ったときには、室内の被害状況を確認することもできます。
設置のポイントは3つ
防犯カメラを設置するにあたってポイントを3つ紹介します。
死角をつくらない
ひとつめは、死角をつくらないということです。
慎重な空き巣犯は、下見をしてから犯行するといわれます。防犯カメラに死角があると分かれば、そこをついて自宅に侵入し大切な金品を奪っていきます。敷地が広いときや家の形が複雑なときなど、一つのカメラでは死角ができてしまうときは複数のカメラを設置してください。
住宅の場合、玄関や勝手口以外に窓から侵入される被害も多くあります。出入口に加えて窓に対してもできるだけ死角をつくらないように設置を検討してください。
存在をアピール
ふたつめは、防犯カメラの存在をアピールするということです。
防犯カメラが設置されていることをアピールすることで犯罪防止効果が高まります。ステッカーを貼るなどして、わかりやすく防犯カメラの存在をアピールしましょう。
プライバシーに配慮した設置
みっつめはプライバシーに配慮して設置するということです。
自宅のことばかり気にして設置した結果、隣の家の中が写り込んでしまうということがあってはいけません。ご近所トラブルになり、場合によっては法律に触れるということにもなりかねません。近隣のプライバシーに配慮した設置をしてください。
防犯カメラの設置は業者に依頼する?
防犯カメラの設置は、専門業者に依頼して設置することも、自分で行うことも可能です。
費用をかけてでも、しっかりとした効果を得たいのであれば専門業者に依頼することが確実です。効果的な設置場所や防犯カメラ以外の防犯対策についてもアドバイスがもらえるでしょう。
ホームセンターなどで購入できる防犯カメラであれば、自分で設置することも可能です。コストを抑えつつ、本格的でないにしても手軽にできる防犯対策としていいのではないでしょうか。
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