壁紙張替えサイン
- 2024.05.30
- コラム
クロスは部屋全体の印象に大きく影響を与えます。そのため、クロスが傷んだり汚れたりすると、部屋全体の印象が悪くなってしまいます。
クロスの張り替え時期は5年〜10年程度
冒頭でも述べたように、クロスの張替え時期は一般的に5年から10年とされています。しかし、クロスの痛みや汚れの程度によっては、これよりも早く張り替える必要がある場合もあります。
以下では、張替え時期の目安となる汚れや傷について確認してみましょう。
汚れや傷が目立ったら張替えを検討しよう
クロスは汚れや傷が目立ち始めたら張り替えるのが一般的です。例えば、ペットを飼っていたり、小さい子供がいると、クロスは特に傷みやすくなります。クロスに汚れや傷があると、部屋全体の印象も悪くなるため、5年から10年という年数にこだわらず、汚れや傷が目立ち始めるタイミングで張り替えを検討しましょう。
タバコを吸う場合は匂いが染みつく
見た目的な汚れや傷だけでなく、タバコの臭いもクロスを張り替える大きな理由になります。特に室内で喫煙する場合、タバコの臭いがクロスに染み込んでしまいます。非喫煙者をお家に招いた際に不快な思いをさせないためにも、クロスに染み込んだ臭いに注意しましょう。
臭いが染み付きにくいクロスもあるので、張替えの際には生活スタイルに合ったものを選ぶのがおすすめです。
クロス表面のカビに要注意
湿気が多い部屋では、クロスの表面にカビが生じることがあります。このカビは特に注意が必要です。カビがクロスの下地から発生している場合、表面のクロスだけを張り替えても根本的な解決にはなりません。クロスにカビが生じた場合は、専門業者に依頼してカビを完全に除去するようにしましょう。
これらのポイントを参考にして、クロスの張替え時期を適切に判断し、部屋全体の印象を保つようにしましょう。
クロス張替えのメリット
さて、ここまでの内容でクロスを張り替えるタイミングについて大まかにイメージできたでしょうか?一般的には5年から10年ですが、年数だけにこだわらず、汚れ・傷・臭いを基に張替えを検討してください。
続いて、ここからはクロスを張り替えるメリットを確認してみましょう。ついつい先延ばしにしてしまいがちなクロスの張替えですが、メリットを知ることで定期的な張替えを楽しめるようになるはずです。
自宅が綺麗になり、住み心地が良くなる
クロスは居室全体の印象に強く影響します。そのため、クロスが新しくなると部屋全体が明るく清潔な印象になります。また、クロスの色合いや柄によって部屋の印象は大きく異なります。カントリー風、北欧風、カジュアル、スタイリッシュなど、クロス一つで様々な雰囲気を作ることができます。あなたの望む雰囲気に合ったクロスを選んでみてください。
クロスの内部になる下地へのダメージを防ぐ
クロスを張り替えることで、クロスの耐久性が回復し、下地を守る効果もあります。これにより、下地への傷や湿気がこもるのを防ぐことができます。住宅を健全に保つためにも、定期的なクロスの張替えを行っていきましょう。
クロスの防水機能や消臭機能を改善
クロスには防水機能や消臭機能を持つものがありますが、これらの機能も年数が経つと弱くなっていきます。クロスを張り替えることで、これらの機能を回復させることができます。クロスの機能が適切に保たれることで、日々の生活が快適になります。機能面からもクロスを適切な状態に保ちましょう。
これらのメリットを知ることで、クロスの張替えがより魅力的に感じられるはずです。定期的なクロスの張替えで、快適な住環境を保ちましょう。
壁紙を長持ちさせるポイント
壁紙を長持ちさせるためには、以下の5つの秘訣を実践することが重要です。
1. 傷をつけない
壁紙の表面に傷がつくと修復が難しいため、家具の角を壁から離し、壁紙に当たらないようにしましょう。また、家具を壁に密着させると色移りの原因にもなります。ペットによる傷が気になる場合は、表面強化壁紙を検討すると良いでしょう。
2. 換気する
壁紙の汚れの主な原因はタバコの煙や料理の油煙です。これらは壁紙を黄色く変色させたり、臭いを付着させたりします。また、冬季の高湿度による結露は、壁紙のシミや剥がれ、カビ発生の原因となります。換気扇や除湿器を使い、部屋の空気をしっかり換気しましょう。
3. 直射日光を避ける
壁紙が直射日光にさらされると、紫外線の影響で変色や劣化が進みます。直射日光が当たる部屋では、カーテンやブラインドを使用して日光を遮るか、窓ガラスにUVカットフィルムを貼ると良いでしょう。
4. 高温多湿を避ける
ストーブなどの暖房器具の熱風が壁紙に直接当たらないようにしましょう。また、日当たりの悪い部屋で湿気が多い環境が続くと壁紙に悪影響を及ぼします。適度な湿度を保つよう心がけましょう。
5. 汚さないようにする
汚れの種類によっては簡単に落ちないことがあります。汚れを無理に落とそうとすると壁紙を傷めることがあります。汚れ防止機能のある壁紙を選ぶか、部分的に汚れ防止シートを貼る方法も有効です。
これらのポイントを守ることで、壁紙を美しく長持ちさせることができます。
最後に
今回は壁紙の張替えサインについてご紹介しました。
インテリアシラカワでは壁紙の張替えを承っております。
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